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2016年3月31日 (木)

『ウソつきとスパイ』

Photo_2 『ウソつきとスパイ』
の読書会記録

レベッカ・ステッド作

樋渡正人訳

小峰書店 2015.5

LIAR & SPY by Rebecca Stead



ペレソッソ
:もとの言葉を、どう翻訳したのか、数字を織り込んだ暗号のような文とか、手が込んでいるなと思いました。今回のテーマ(選書のテーマは「困難を抱えた他者に寄り添う」)との関連はどういうことなのだろう?とそれが気になりました。

レジーナ:選書係ふたりで、まず読みたい本を挙げ、それから共通のテーマを探しました。『動物のおじいさん、動物のおばあさん』では、人間が、年をとった動物の世話をし、『まほろ姫とブッキラ山の大テング』では、主人公が、孤独な天狗を助けます。また『ウソツキとスパイ』では、母親が病気で倒れたとき、主人公は、その事実を受け入れられず、母親に会いに病院に行くことができません。どの話も、人や動物を助ける場面があったり、あるいは、大切な人が困難な状況に置かれたとき、どう向き合うか、主人公が試されたりするので、「困難を抱えた他者に寄り添う」というテーマに決めました。

ペレソッソ:冒頭はおもしろいと思ったんです。味覚のこと――そんなにはっきりと分けられるものではないということが、もっと全編を通して生かされていたら良かったのに・・・・・・。

ミホーク:日本語版の装丁は素敵だと思います。最後のどんでん返しは、そうだったんだ!とは思ったけど、引っ張った割にはインパクトが弱いといわれれば、そうかなぁ……。言葉遊び、暗号の部分は、原書ではどうなっているのか、気になります。セイファーの家族がヒッピー的で魅力があると思いました。「ウソか遊びか」の境界線はすごくあいまい。ここまで引っ張って「遊びだ」っていわれても、私ならその子に対する信頼がなくなっちゃう気がします。

マリンゴ: タイトルと装丁から、大活劇、こだわりのミステリーなのかと勝手に想像しすぎちゃいました。そのせいか、中盤まで同じことの繰り返しで、冗長な気がしました。ディテールの描き方がうまいので、読み進めることは苦ではないのですが、少し長すぎてダレた気が。もう少しストーリー的に、ミスリードするとか、読者サービスがほしかったかな。登場人物のなかではセイファーが魅力的で、主人公含めみんなが少しずつ扉を開けていくのがよかったと思いました。

サンショ:私も最初のスパイのところが引っ張りすぎだと思いました。子どもはスパイが好きだと言っても、ほかにおもしろいスパイ本はいっぱいあります。テーマは「困難を抱えた~」だけど、この本の場合、セイファーが困難を抱えた子ってこと? 私はセイファーの状態が今ひとつつかめなかったんですよね。他者と話ができるんだから引きこもりってわけでもないし、ちょっとしたわだかまりで行かないことにしていたのなら、「困難」というほどのこともないと思って。翻訳も、ニュアンスがつかみにくいところがいくつかありました。たとえば98ページ「行儀の悪いやつがいるよな!」ですけど、日本だと大人に子どもがこうは言わない。P264の「ほら、きた!」、p265の「もうそっとしておいてだいじょうぶ」という看護師さんの言葉も、ちょっとニュアンス違うんじゃないかな。すすっと入ってこないので、よけい読みにくかったかもしれません。クラスで存在の薄い子たちが団結するところは、『びりっかすの神様』(岡田淳 偕成社)のほうがずっとうまく表現できてるように思いました。

アンヌ:私は楽しくて何度も繰り返して読みました。1回目は、題名に引きずられて、スパイもののような謎解きの気持ちで読んでいったのですが、謎が解けてから主人公が絶望の淵に沈んでいく感じが独特の味わいでした。ひたすら受け身でものごとを曖昧なままにしている主人公の姿勢が不思議だったけれど、実は、親の病気という恐怖から目をそらすために上っ面だけの日常生活を必死にこなそうとしていたということがわかって、せつない気持ちになりました。読み直してみると、外食場面の多さに、日常生活が壊れていることに気づいてもよかったのにと我ながら思いました。父親といじめについて本当に語り合えるのが、初めて自分の家で食事をとる場面というところとか、食卓の情景をうまく使って書いていると思いました。そして、事実を受け入れた後に、セイファーの本当の姿を知って、少し手助けできるようになる。読者もちょっと騙されるところがおもしろい本だと思えました。

レジーナ:数年前、イタリアの翻訳者の人に、PDF版をもらい、おもしろく読みました。孤独な主人公が、風変わりな少年と友だちになり、スパイごっこをする内に、友だちの嘘に気づく、という流れは『魔女ジェニファとわたし』(E. L. カニングズバーグ 松永ふみ子訳 岩波書店)を思い出させます。実際、「カニングズバーグに影響を受けた」と、著者も言っていました。母親が不在の理由を、最後に明かす手法は『めぐりめぐる月』(シャロン・クリーチ もきかずこ訳 偕成社)に似ています。『めぐりめぐる月』では、私は「だまされた」と感じてしまい、やはり児童文学は、そう感じさせてはいけないように思いましたが。母親が倒れたという事実を認められず、病気の姿を見るのがこわくて、どうしても病院に行けないという気持ちは、よく伝わってきました。「ひとつひとつの出来事は辛く、理解できなかったとしても、スーラの絵のように、離れて見ると、その意味が見えてくる」というメッセージには、好感が持てました。決して甘いだけではなく、苦かったり、渋かったり、さまざまな経験を経て、ジョージは、最後は勇気をもって、自分の問題と向き合い、人生を丸ごと味わう喜びを知っていきます。先ほど、ペレソッソさんもおっしゃっていましたが、味覚障がいとストーリーがうまく絡み合っていれば、もっとおもしろい作品になったのかもしれません。スパイごっこも、楽しい要素ではあるのですが、中学生にしては、幼すぎるような……。登場人物の言葉づかいは、ところどころ気になりました。112ページに「気を悪くしないで」「相手にしない」とありますが、十代の男の子が、こういう言葉を使うでしょうか? 146ページの「よっぽどキャンディが好きなんだね」は、前の文章とつながっていないのでは……。

レン:私はかなり苦手でした。出だしの「まちがいだらけの人間の舌の図がある。」というところから、つまずいてしまいました。まちがいだらけの人間って、なんだろうって。だからか、あとも素直な気持ちで物語にのっていけませんでした。名前の最後にsがついていることでからかわれることも実感として伝わってきにくかったですし、母親が不在で父親だけだからといって、何もいつも外食しなくてもいいのにとか。スーラの絵のエピソードはなるほどと思いましたが。

 

ペレソッソ:私、父親は心の病かと思ってました。お母さんは実はもう存在しないんじゃないかと思ったり、もっとヘビーな内容を想像してました。

(2016年1月の言いたい放題)

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