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2016年5月 8日 (日)

『戦火の三匹』

Photo_3 『戦火の三匹』
の読書会記録


ミーガン・リクス著 尾高薫訳 
徳間書店 2015
原題:THE GREAT ESCAPE by Megan Rix,2012





マリンゴ
 最初はなぜか読みづらかったのですが、終わってみれば登場人物がとても多いわりによく整理されていて、読みごたえがありました。空襲を受けていない時点のイギリスで、こんなに大量のペットの安楽死があったという事実を、初めて知りました。ただ、動物の心理を描く部分が、微妙に書体と字の大きさが違って、そこが読みづらいと感じました。出てくる回数が少ないので、いっそ違いをなくしちゃえばいいのに、と思って。翻訳ではなく原文に対しての意見なのですが……。あと余談ですが、読む前は表紙の印象から、3匹が人間を時に批判しながら、ぺちゃぺちゃしゃべりつつ旅する話だと思っていたので、若干「思っていたのとは違う」感がありました。

パピルス:私もペットの安楽死については知りませんでした。登場人物が多く、気を抜いて読んでいるといつの間にか知らない名前が入っているので、何度かページを戻って読み直しました。ロバートと妹のルーシーが疎開して、3匹がそこに向かうのが意外でした。

ハリネズミ:戦争が動物に与える影響が、うまく描かれています。動物の周囲にいる人間の様々な心情も描かれているしね。ただ、登場するキャラクターが多くて、視点がどんどん変わっていきます。これが映画だったらいいけど、文章だけだと読者の子どもたちがうまくついていけるかどうか、ちょっと心配になりました。動物だって犬、猫、馬のほかに伝書鳩まで出てきますからね。犬2匹と猫1匹の脱走ドラマと、捨てられたペットの保護活動だけでも物語は成立したように思います。それ以外にも、疎開先でのいじめだの、認知症の問題、脱走兵の問題など、テーマが

盛りだくさんで、ちょっと間をおいて続きを読もうとしたら、メインの流れにうまく乗れない感じがありました。

ルパン:まだ最後まで読み終わっていないのですが、今のところ一気に読んでいるので、登場人物の多さはそこまで気になっていません。ローズは祖母の家の近くで生まれた、とあるので、帰巣本能(?)で、これからそこを目指していくのだろうと察しはつきます。動物が主人公のようですが、しゃべらないんですね。それから、今日話し合う3冊のタイトルを見たときは、これが一番ひきつけられました。

アカザ:でも、3匹は戦火をあびてないわけだから、変なタイトルですよね?

アンヌ:なんだか、散漫で、予測がつくエピソードだらけという気がしました。戦争を動物で描きたかったというのはわかりますが、これだけのストーリーのなかに、ナルパックや戦場の動物の話など盛り込みすぎな気がします。例えば戦場での伝書鳩の話は、途中まではリアルなのですが、そこでお父さんが無事に戻るところまでくると、おとぎ話風になってしまう。3匹の動物の大冒険だけでもおもしろいのに、戦争中の動物の話や、学童疎開や戦争のせいで認知症になったおばあさんの話とか、チャーチルの飼い猫とか山盛りすぎて。これは、もっと短い話の短編集にして、一つ一つのエピソードを混じり合わせず、積み重ねていったほうがおもしろかったかもしれません。

シャーロット:動物を主人公にした戦争の物語は、子どもが受け入れやすいと思いました。作者は動物たちに弱音を吐かせていないので、読者は辛い気持ちに押しつぶされず客観的に状況を捉えることができます。「戦争で傷つくのは兵士だけではない、愛する者を失う悲しみは人を変えてしまう」ということが、おばあさんの言動から伝わりました。動物たちの理不尽な死に対しては、登場人物が「動物たちが死ななければならない理由なんてどこにもない」というセリフを繰り返しています。この動物という言葉が、人に置き換えても読めました。戦争という過酷な状況のなかにたくましさや優しさが描かれていて、子どもたちに読んでほしいと思う作品です。

アカザ:最初は登場人物が多いし、それにつれて視点が移り変わっていくので読みにくいと思いましたが、3匹を擬人化せずに書くには、こうするよりほかなかったのでしょうね。エピソードも盛りだくさんで、ちょっともったいない気がしました。もっとも、他国の戦時下の様子がわかって、おもしろかったけれど。チャーチルのエピソードは、私もちょっと余計だなと思いましたが、英国の子どもたちにとっては身近な歴史的人物なのでしょうから、おもしろいと思うのでしょうね。安楽死させられた無名の犬や猫のほかは、登場人物(動物)の誰も死ななかったところに、良くも悪くも子どもの本の書き方を作者はよく心得ていると思いました。もうすぐ空襲が始まるロンドンに、母親に連れられて帰るチャーリーの話など、大人が読むと母子とも死んでしまうのでは……と思うのですが、そこまでは書いていない。特にこの作品についてということではないのですが、被害者にも加害者にもなる戦争を、被害者にしかなりえない子どもの目でどう描いていくかというのは、いつの時代も児童書の作家が抱える大きな課題だと、あらためて思いました。

 それから89ページと100ページにある「ご馳走にむしゃぶりつく」という表現は、明らかに誤用ですので、増刷のときに訂正されたほうがいいと思います。

レジーナ:一気に読んだので、話がわからなくなることはなく、盛りこみすぎだと感じることもありませんでした。動物を擬人化せず、3匹の行動から、それぞれの性格や特徴がちゃんと伝わってくるのがおもしろいですね。犬が木に登る場面は驚きました。

カピバラ:子どもの頃に『三びき荒野を行く』(シーラ・バーンフォード著 山本まつよ訳 あかね書房)という本があり、ディズニー映画にもなったんですが、やっぱり犬が2匹と猫が1匹で飼い主のもとへ苦難の旅をするというおもしろい話だったんですね。なので、タイトルからそういう話だと思って読みました。人間社会のなかにいる動物たちが、動物だけにしかわからない言葉で会話する物語って好きなんです。みなさんがおっしゃるようにエピソードが盛りだくさんではあるけれど、とにかく飼い主のもとに帰るという大きな目標に向かってただひたすら進んでいくという、1本大きな筋があるので、読みやすいと思いました。3匹が出会う人間には、動物が好きな人もいれば、そうでない人もいて、いろんな関わり方があるところがおもしろかったです。戦争が、いかに普通の人や動物の運命を変えたかがよく伝わってきました。チャーチルや伝書バトは、そんなことがあったのかと、私はそれなりにおもしろく読みましたけど。

ペレソッソ:動物の動き、個性、猫らしさはおもしろく読みました。立ち止まって戦争児童文学として考えてみると、「うん?」という感じです。第六章で、飼い主たちがあれこれ言い訳を並べながら、ペットを安楽死させるために列に並んでいる、あの部分が一番重く問題提起させられた部分でした。戦争と人間を描きたいなら、ここをもっと描くべき。本当は、あの人たちが抱え込んだものとか、どろどろしたことはたくさんあるはずだけれど、全体のトーンとしてはシビアな方向には行きませんよね。読みやすさ、軽さで読ませています。エンタメとして読めばいいんだと思いました。つい先日『かわいそうなぞう』(土家由岐雄著 金の星社)を読み直す研究会をやって、そこでも話になっていたのですが、動物だと、辛くならずにかわいそうがっていられるという面は確かにありますね。エンタメとしては、たくましく生きのびる3匹の様子がおもしろい。どんどん狩りがうまくなっていくところなど。あと、おばあちゃんの穴掘りの背景って書いてありましたっけ。よくわからなかったのですが。

ハリネズミ:さっきシャーロットさんがおっしゃっていたように、戦争の悲惨さや残酷さだけを描くと、子どもは恐怖感が先に立ってなかなか物語に入り込めなかったり、先を読むのが嫌になったりします。身勝手なおとなの有り様をもっと追求するべきという意見もわかりますが、これくらいでも子どもは十分感じとれると思います。『かわいそうなぞう』は、かわいそうを売り物にしているし、史実とも全く違うので論外ですが、今の子どもたちに戦争を伝えるのに、動物を持ってくるのは、私は「あり」だと思います。

ペレソッソ:兵役につきたくなくて自殺を選びそうになる青年がちょろっとでてきたり、戦争の側面があれこれ入れ込まれてはいますよね。

ハリネズミ:やっぱり盛り込みすぎなんじゃないでしょうか。


(2016年3月の言いたい放題)

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