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2017年1月25日 (水)

『賢女ひきいる魔法の旅は』

Photo_5 『賢女ひきいる魔法の旅は』
の読書会記録

 

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ & アーシュラ・ジョーンズ 著
佐竹美保 挿絵
田中薫子 訳
徳間書店 2016
原書 The Islands of Chaldea by Diana Wynne Jones & Ursula Jones, 2014


ネズミ:私はもともとファンタジーは苦手で、ダイアナ・ウィン・ジョーンズもいつも最後まで読み進められないのですが、この本は読めました。叔母さんが賢女だと思っていたら、旅の途中からエイリーンががんばらなきゃならなくなって、どうなるのかと物語にひきこまれました。10代の読者もエイリーンを応援しながら読むのかな。でも、次々と出てくる登場人物やキャラクターが頭の中でごちゃごちゃになったので、人物紹介に絵があってよかったです。 

よもぎ:わたしは、ただもうおもしろく読んでしまいました。おっしゃるように、登場人物が多いので、佐竹さんのイラストでしょっちゅう確かめていましたけれど……。エイリーンが憧れていたアイヴァー王子が、旅の途中でわがままな駄々っ子だとわかり、バカにしていたオゴのほうが頼もしく成長するというところなど、おもしろいと思いました。ただ、スコットランドらしき島から出発して、アイルランド、ウェールズらしき島を経てログラ島=イングランドに向かうという旅は、イギリスの読者にとっては楽しくても、日本の読者にはピンと来ないかもしれませんね。 

アンヌ:ダイアナ・ウィン・ジョーンズは全作品読んでいますが、当たりはずれがある作家だと思います。この作品は以前に2回読んでいるはずなのに全然思い出せなくて……。たぶん、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ特有の大団円の醍醐味がないせいだと思います。彼女の作品にはいつも、様々な伏線やたくさんの登場人物について落ちがつく驚きと満足感があります。いつだったか『ファンタジーを書く: ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想』 (徳間書店)を読んで、彼女が写真記憶の持ち主だと知って、なるほどと思いました。今回はメモもなかったということなので、妹さんには細かい落ちまでは書き上げられなかったのだと思います。賢女の賛歌で謎を解いてワルドーの隠れ場所の噴水へ昇っていくところなど、かなり無理があるし、聖獣の存在の意味も、もう一つはっきりしていない。P.303の<お父さんは頭のてっぺんにキスをして(それで私は早くも冠を頭にいただいたお妃の気分に…)>のように意味が分かりづらい文章も多い気がします。

ピラカンサ:ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、私は苦手な作家です。自分のテイストには合わないということかもしれないけど。この作品もプロットだけのおもしろさで引っ張っていくように思えて、どうしてここでご都合主義的に風が吹くのだろうとか、アイヴァー王子がここまで排除される理由がよくわからないとか、いろいろ疑問を持ちました。ハリポタ的というか、キャラクターの厚みもあまりないし、才気あふれる作家なんでしょうけど、思いつきでプロットを推し進めていっているように思えてしまいました。 

ノンノン:『ゲド戦記』とか「守り人」シリーズとか、もともとファンタジーが好きなんですが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズは読んだことがなかったので、どんな作品を書く人なんだろうと楽しみに思って読みました。でも、これは引き込まれるところが弱かったです。文章が推敲途中なのかな? 中途半端な感じがありました。人物造形描写が甘いのかも。たとえば主人公のエイリーンは、自分はダメだと思っている割には、王子様と結婚できると思っている。変な自信があるんですよね。賢女の才能が目覚めたところも、どういう風に目覚めていくのか、自覚していくのかなどの描写が足りなくて、分かりにくかったです。島ごとの聖獣の特徴や、その存在価値、島を旅する理由なども伝わってこなかったし…。あと、途中で王子を救いにいく話はなくなって、お父さんに会いたいというところが繰り返されて、「あれ? 王子は…?」と思いました。 

あさひ:登場人物たちの性格がつかみきれず、物語の途中で、この人こういう行動をとる人だっけ? とつっかかりながら読みました。ファンタジーで描かれる異世界は好きなのですが、本書では、独自の設定、ルール、詳細などが、楽しめるほど書き込めていないのかな、と思いました。主人公の恋物語の流れはおもしろかったです。

アンヌ:『魔女集会通り26番地』(偕成社)(新訳『魔女と暮らせば』《徳間書店》)とか、『グリフィンの年』(東京創元社)などは、本当におもしろくて見事なんですが。 

げた:この本が読めないという方もいらっしゃって、私だけじゃないとわかってちょっと安心しました。これってロールプレイイングゲームみたいな感じでしょ? ビデオゲームって苦手なんですよ。魔女については、この本ではあんまり深く考えなくていいんじゃないかな。昔図書館で児童担当だったとき、『ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔(徳間書店)』を同僚におもしろいよって勧められたんですけどね、読めなくって挫折しちゃいました。今回はよまなくちゃと、メモを取りながら読んで、話の筋としてはうまく書けているのかなとは思いました。どこまでをダイアナが書いたもので、どこからアーシュラが書いたのかはよくわかりませんでした。なんとか読み切りましたけどね。結局こういうファンタジーってたいした内容はないわけですよね。勧善懲悪的で、これも、悪の権化みたいなワルドーを魔女としての才能を開花させたエイリーンが懲らしめるという、そんな冒険の過程を楽しめばいいってことかな。 

マリンゴ: 私もだいぶ苦手でした(笑)。もともと、ハイファンタジーが得意ではないのですが、それでも楽しく読めるものもある中、これは厳しかったです。描写がそこそこあるのですが、イメージが湧かない。この作家さんの描写のスタイルが自分と相性よくないのかと思います。キャラクターもちょっと掴みづらくて、たとえばベック叔母さんは、みんなを引っ張っていく賢女のはずが、あんまり賢いと思えなかったり。あと、最後のほうは文章の流れがギクシャクしていて、テンポよく読めなかったのが残念でした。作者のことをくわしく知っていたり、作品の背景となったイギリスをよく知っていたりすると、また味わいが違ったのかもしれませんが。 

レジーナ:私もダイアナ・ウィン・ジョーンズは苦手な作家で……。何か伝えたいことがあるとか、胸の奥底の思いに突き動かされて書いている作家ではないように思います。作って書いているというか、頭で書いているというか……。70ページで、「キンロス公(アイヴァ―王子の称号だと思われる)」と注がついています。作者が亡くなっていて、確かめようがなくてこうしたのだと思いますが、子どもが読むことを想定しているならば、この注は不要だと思いました。名前は統一した方が読みやすいです。 

西山:苦手と言いつつ、みなさん読み切ってらっしゃるのに・・・・・・すみません。何日か持ち歩いたのですが、読み進められませんでした。ごめんなさい。

くまざさ(メール参加):この作品も、なんとなく流通しているイメージに安易に頼っているという点で、「楽をしている」作品だと思います。ファンタジーを描くのに、中世っぽい世界や、魔法が生きている世界っぽい道具立てを、これでもかと詰め込んでみせていますが、そのイメージを根底のところから作りあげているのではなく、あちこちから借りてきているだけで、深みも革新性もないと思いました。しかも作者の頭のなかでだけつじつまが合っていることを、それほど説明する気がないらしく、後出しじゃんけんのようにいろいろな設定が明らかになり、一々それに合わせて頭を切り替えなくてはならなかったので、そういう意味でも読者に不親切な作品だと思いました。主人公がまるで傍観者で、事件が起きても、あっさり流していくので、狂言回しとしてはこれでいいのでしょうけれど、物足りないです。たとえば、この主人公は、設定からいって海に船出するのははじめてのはずですよね。だけど、潮の香りや海に出たときの感激といったことはいっさい描かれず、ただたんたんと船内の描写などが続きます。彼女が物語を進めていくコマにしか過ぎないことがよくわかります。『アナと雪の女王』は魔法が生きている世界を描いていますが、すばらしいと思ったのは、危機一髪の時に男性の勇者があらわれて事態を収拾してしまうといった、紋切型のクライマックスをいっさい拒否して、姉妹の物語に収斂していくところです。『ズートピア』は動物たちが暮らす架空の世界を舞台に、エディ・マーフィーの『48時間』のストーリーをなぞったようなバディムービーですが、人種と偏見の問題に一歩も二歩も踏み込んでいて、作り手の志の高さを感じました。この2作品には、ファンタジー、あるいは異世界を描く意味がはっきりあります。『賢女ひきいる魔法の旅は』は、ファンタジーの皮をかぶった、あまりおもしろくないドタバタもの+自己評価が低い女の子と、実は王子さまだった男の子との、ありがちなロマンスもちょっとあるよ、といった感じで、異世界である意味もなく、モチーフは借り物か、あるものをつぎはぎにつなげた作りもの。こういうのわかるでしょ?という感じで想像力の多くの部分を、よくあるイメージにゆだねてしまっていて、残念な作品だと思います。

(2016年12月の言いたい放題)

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