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バオバブおすすめ児童書

2018年3月30日 (金)

『セブン・レター・ワード〜7つの文字の謎』

Photo_4 『セブン・レター・ワード〜7つの文字の謎』
をおすすめします

キム・スレイター/作 
武富博子/訳
評論社 2017.10
A SEVEN-LETTER WORD by Kim Slater




スクラブルって知ってる? アルファベットの文字が書かれたコマをボードのマスに並べて単語をつくっていくゲームなんだけど、この作品ではそのスクラブルがモチーフとして使われている。まるで、『不思議の国のアリス』がトランプを『鏡の国のアリス』がチェスをモチーフにしてたみたいにね。

主人公のフィンレイはイギリスで暮らす14歳の男の子。母親が何もいわずに家を出ていって以来、吃音がひどくなっている。今は家の設備工事をする父親と二人で暮らしているのだが、学校でも家でも、言葉がなかなか出てこないので、だれかが先を越して言ってしまったり、からかわれたり、いじめられたりする。でも、フィンレイの頭の中には言葉がたくさんつまっていて、さらに新しい言葉をコレクションしているから、スクラブルはお手のものなのだ。たいていはオンラインで、会ったことのない相手と対戦している。実際に会話する必要がないので、気が楽だからね。

物語は、いくつかの謎をめぐって展開する。フィンレイの母親はどうして消えたのか? フィンレイがネット上で知り合ったアレックスとは何者なのか? 父親は何を隠しているのか?

その一方で、今のイギリスのティーンエージャーたちが直面しそうな日常的な出来事(異質な者へのいじめ、外国人へのヘイト、全国学校スクラブル選手権大会、勇気、信念)などについても、ていねいに描いていく。スクラブルというゲームのおもしろさや、技をみがく方法についても書いてある。

個人的にちょっとだけ物足りなかったのは、母親の描き方。著者の前作『スマート』もそうだったけど、主人公の母親は犯罪者を告発しようとはせず、妥協したり身を引いたり我慢したりしてしまう。まあ、だからこそ、脅しもハンデも乗り越えようとする主人公がより強い印象を残すのかもしれないけどね。

(「トーハン週報」2018年2月12日号掲載)

2018年1月14日 (日)

『月夜のみみずく』

Photo_13 『月夜のみみずく』
をおすすめします。

ジェイン・ヨーレン詩
ジョン・ショーエンヘール絵
くどうなおこ訳
偕成社 1989.03



みんなが寝静まった冬の夜更け、女の子が父親と一緒に雪を踏みしめながら森の中へと入っていく。そっと静かに耳をすませて。ミミズクに会うために。日常とは違う不思議な時間を父親と共有し、自然の驚異に触れたときの、胸のときめきが伝わってくる絵本。[小学校低学年から]

(朝日新聞「子どもの本棚」2017年12月23日掲載)

『わたしたちのたねまき』

Photo_12 『わたしたちのたねまき〜たねをめぐる いのちたちのおはなし』
をおすすめします。

キャスリン・O・ガルブレイス/作
ウェンディ・アンダスン・ハルパリン/絵
梨木香歩/訳
のら書店 2017.10


春になったら芽を出す種。その種をまくのが人間だけじゃないって、知ってた? 風も小鳥も太陽も雨も川もウサギもキツネもリスも種まきをしてるんだって。どうやって? この絵本を見ると、わかってくるよ。見返しに様々な種の絵が描いてあるのも、おもしろいね。[小学校中学年から]

(朝日新聞「子どもの本棚」2017年12月23日掲載 *テーマ「冬休みの本」)

『森のおくから』

Photo_11 『森のおくから〜むかし、カナダであったほんとうのはなし』
をおすすめします。

レベッカ・ボンド作
もりうちすみこ訳
ゴブリン書房
2017.09

先月他界した作者が残してくれた絵本。ホテルを経営する母や周りの大人を見ながら育つアントニオは、山火事で湖の中に避難したときに不思議な光景を目にする。祖父の実体験に基づき、様々な人間と様々な動物が共有した特別なひとときを描いている。

(朝日新聞「子どもの本棚」2017年9月30日掲載)

『オオカミを森へ』

Photo_10『オオカミを森へ』
をおすすめします。

キャサリン・ランデル著
原田勝訳
小峰書店
2017.09



舞台は20世紀初頭のロシア。貴族のペットだったオオカミを野生にもどす仕事をしていたマリーナは、暴君の将軍に従わず、逮捕監禁されてしまう。マリーナの娘のフェオは、兵士イリヤや革命家のアレクセイ、そして子どもたちやオオカミたちと共に、母を取り戻しに都へと向かう。くっきりしたイメージを追いながら楽しめる冒険物語。

(朝日新聞「子どもの本棚」2017年10月28日掲載)

『文様えほん』

 Photo_9 『文様えほん』
をおすすめします。


谷山彩子作
あすなろ書房
2017.09



文様とは、「着るものや日用品、建物などを飾りつけるために描かれた模様」とのこと。日本でも、縄文時代からヘラや竹筒や貝殻や爪を使って土器や人形に描かれていたし、現代でもラーメン鉢や衣服に描かれている。モチーフは、植物、動物、天体や自然など様々だし、線や図形を組みあわせた幾何学文様もある。

本書は、そうした文様の種類を教えてくれるだけではない。地図で、世界各地の文様の違いや、伝播による変容を見せたり、四季折々の生活や町の風景の中にひそんでいる文様を示したりもする。巻末に用語集や豆知識もついたノンフィクション絵本だが、読んだあとの子どもたちには、身のまわりのあちこちに文様を発見していく楽しみが待っていそうだ。

(朝日新聞「子どもの本棚」2017年11月25日掲載)

『シャクルトンの大漂流』

Photo_7 『シャクルトンの大漂流』
をおすすめします。


ウィリアム・グリル作
千葉茂樹訳
岩波書店
2016.10



アーネスト・シャクルトンはアイルランド生まれの探検家で、三度も南極探検に出かけた。一時はほかの著名な探検家の陰で忘れられていたが、最近は極限状況におけるリーダーとしてのシャクルトンに焦点を当てた本がいろいろ出ている。映画にもなった。

この本は、シャクルトンが三度目にエンデュアランス号で南極探検に出かけた時のことを描いている。といっても舞台は白い氷の世界だし、登場するのは探検隊の男たち。船も壊れるし、探検は成功したとは言えない。絵本にするには難しい題材だ。

しかし、百貨店ハロッズの広告イラストレーションを仕事にしていたグリルは、困難続きのこのサバイバル物語を見事におしゃれな絵本にしてみせた。そしてデビュー作のこの絵本で、イギリス最高の絵本にあたえられるグリナウェイ賞を受賞した。船に積み込んだ道具を細かく描いたり、コマ割り手法を使ったり、見開きいっぱいに大波にもまれる小さな船を描いたり・・・。レイアウトも斬新で、ビジュアル的な工夫があちこちに見られる。

最近の絵本は幼児や小さな子どものためのものとは限らない。この絵本も、かえって中高生が読んだほうがおもしろいのではないだろうか。そして絵本はあらゆるテーマの入門書ともなる。まずこの作品を手に取ってみて、興味を持ったら次に『エンデュアランス号大漂流』(E.C.キメル著 千葉茂樹訳 あすなろ書房)や『そして、奇跡は起こった!』(J.アームストロング著 評論社)なども読んでみてほしい。

(「トーハン週報」2017年2月13日号掲載)

『紅のトキの空』

Photo_5 『紅のトキの空』
をおすすめします。

ジル・ルイス著
さくまゆみこ訳
評論社
2016.12

今回は書評用に送られて来た本の中に、自分がかかわった作品が入っていたので、それを紹介したい。

著者のジル・ルイスは獣医の資格を持つイギリスの女性作家で、『ミサゴのくる谷』『白いイルカの浜辺』(共にさくま訳 評論社)など、動物や鳥の登場する作品をたくさん書いている。この作品にも、ショウジョウトキという紅色の鳥(「何百何千もの群れが飛んできて、木にとまります。それは、暗い空にともる紅のランタンみたいに見えます」)やハトやワニが象徴的に登場してくる。

主人公の女の子スカーレットは中学1年生。家族は、精神を病む母親と、異父弟で発達の遅れているレッド。スカーレットは、自分がしっかりしないと、愛している家族がばらばらにされてしまうと思って、弟や母親の世話も洗濯も掃除も買い物も、そして勉強もがんばっている、どこから見てもけなげな少女だ。

ところがある日、母親のタバコの不始末が原因で、住んでいたアパートが火事になり、一家は焼け出されてしまう。それにより、母親は病院へ、弟は保護施設へ、そしてスカーレットは一時的な里親のもとへ。でも、レッドには自分がどうしても必要だと思っているスカーレットは、ひそかに弟を誘拐して一緒に暮らす計画を練る。そして、誘拐には成功するのだが・・・。

ジル・ルイスの人間を見る目が深い。そして、里親になったルネの一家や、傷ついた鳥を保護しているマダム・ポペスクなど、子どもを理解する大人が登場するのもいい。

子どもに寄り添って物語を紡ぎ出す著者は、スカーレットの「けなげさ」をそのままよしとするのではなく、最後にすてきな解決法を用意している。

(「トーハン週報」2017年4月10日号掲載)

『理科準備室のヴィーナス』

Photo_4 『理科準備室のヴィーナス』
をおすすめします。


戸森しるこ著
講談社
2017.08


戸森しるこは、これまで作品を3点出版しているが、どの作品でも、〈生きていくことや、心の動き方って、そう単純じゃないよね。でも、だからこそ楽しいしおもしろいんだよね〉ということを、伝えてくれている。

3作目のこの作品の主人公は、中学1年生の結城瞳。友達からのけ者にされたりもしている。

この年齢って、自分探しもし始めるけど、他者の多様性をそのまま均並みに受け入れるよりは、自分が魅力的だと思う存在に限りなく濃密に惹かれていく時期かもしれない。今回瞳がどうしようもなく惹かれてしまったのは、「理科準備室のヴィーナス」つまり、第二理科準備室で授業のない過ごすことの多い理科担当の人見先生。顔がヴィーナスに似ている。年齢は31というから瞳よりはずっと大人で、シングルマザーらしい。学校の規則など気にしないところも、生徒を前にして一人でお菓子を食べるところなんかも、魅力的。「誰より美しく、誰よりやさしくて、そしてとても危険な人」だ。

でも、瞳は、もう一人、別の角度から人見先生をじっと見ている男子がいるのに気づく。それが正木くん。これは、人見先生に憧れてしまった繊細にして大胆な二人の中学生の物語。瞳と正木君は、同じように先生を想っているようでいて、少し違う。性別が違うから、微妙なバランスの上で揺れる三角関係だ。

後になってから、瞳は考える。「放課後の理科準備室で、私たちはたしかに同志だった。手の届かないものに近づくために、いなくちゃならない存在だった」と。

この作品は、ストーリーだけを追っていたら味わえない。一つ一つの描写や言葉に意味が潜んでいるから。でも、たまにはこういうのも読んでみない? よくわからないところが残ってもいいからさ。

(「トーハン週報」2017年10月9日号掲載)

『わたしがいどんだ戦い 1939年』

Photo_2 『わたしがいどんだ戦い 1939年』
をおすすめします。

キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー著
大作道子訳
評論社
2017


舞台は第二次世界大戦下のイギリス。内反足のエイダは、「奇形の子は恥だから隠さなくては」と考える無知な母親によって、ロンドンにある家の中に閉じ込められ、学校へも行くことができず、母親の暴力にさらされながら家事奴隷にされている。そのうち、近隣の子どもたちが疎開することになり、エイダも弟のジェイミーと一緒に家を離れたいと強く思い、ひそかに歩く練習を始める。

母親の留守中にうまく疎開児童の群れに紛れ込めたところまではよかったのだが、疎開先では最後まで引き取り手がなく、エイダとジェイミーの世話は、疎開児童を受け入れるつもりがなかったスーザンに押しつけられてしまう。

これまで世間のことは何も知らないエイダが、この環境の中でどう成長していくかが、本書のテーマだ。第二次大戦も影を落としてはいるが、そればかりではなくエイダは、母親の無理解と愛の不在、子どもが苦手なスーザン、なじみのない疎開先の環境、すぐパニックに陥ってしまう自分や自分の中の人間不信とも懸命に戦わなくてはならない。子どもにとっては、こっちのほうが戦争より大きな戦いと言えるだろう。

同じ時代の疎開児童を取り上げた『おやすみなさい、トムさん』(ミシェル・マゴリアン著 中村妙子訳 評論社)も、母親に虐待される子どもと、偏屈でつき合いの悪い引き取り手の出会いを描いていた。この二冊には共通するところがたくさんあるが、本書の著者は自分も虐待の経験者であることから、ちょっとしたことが引き金になってエイダがパニックに陥ってしまうところなど、本書ならではのリアルな描写も登場する。

長い作品だが、最後は明るいので、安心してどきどきはらはらしてみてほしい。

(「トーハン週報」2017年12月11日号掲載)

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